大会発祥の地はアメリカのミシガン州ポンティアック市で、「座学ばかりでは優秀なエンジニアが育たない」といった危機感を持ったアメリカ自動車技術会(Society
of Automotive Engineers)が1981年、Formula
SAEと呼ばれるフォーミュラスタイルの車両による自動車競技会を開催しました。学生のみで組織されたチームで、原則として1年間でレーシングマシンを製作し、その設計製作能力・車両の性能を競う大会です。また、この大会は単に製造した車両の性能のみを競うものではなく、学生自身がチームを企画・運営し、車両の設計・製作・工程管理・プレゼンテーションという企業運営のノウハウ全てが評価対象となる非常にユニークなものとなっています。もちろん、車両設計にあたって発生しうるコストにも制限があり、$25000以下で且つ、1日あたり4台の生産が可能であることが条件となります。従って、限られた予算・時間の中でいかに優秀な設計製作を行うかが問われます。